人間力開発講座

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人間力とは

人間力とは、人間のあらゆる能力のうちの本質的部分、すなわち人間の本質力と考えるべきである!

人間力とは、人間のあらゆる能力のうちの本質的部分、すなわち人間の本質力と考えるべきです。人間力とは、人間の総合力だとする考え方もあるようですが、私は反対です。

総合力ということになると、人種、民族、性、年齢に始まり、蓄財や親からの遺産などの財力、家柄や門閥、手づるやコネを含む人脈、学歴、経歴、身長、体重、全身の構成比などの体格、顔や声の美醜、さらには英語を喋れるかどうか、つまり外国語のよくいわれる会話力、語学力、パソコンが上手かどうか、専門分野の知識が豊富かどうか、一般的な知識が豊富かどうか等々、にまでその範囲は驚くほど広がります。

しかし、人種、性、年齢や家柄、門閥、学歴、体格、顔などを人間力に含ませてしまうと、人間力は差別に当たる要因を含むことになり、明らかに問題です。また英語が喋れるかどうか、パソコンが上手かどうか、専門の知識が豊富かどうかなどは、それを身につける過程で必要な努力とか、統合して発揮される集中力や読解力、判断力などを含むことになります。

逆に、その具体的な知識や技術の背景にある能力というところに焦点を合わせると、人間のあらゆる能力のうちのもっとも本質的な部分にだいぶ接近するものになってきます。本質的な部分に近い能力を人間力という概念に含めることがプラスになることも考えられます。

しかし、一方でいえば、個々の英語が喋れるかどうか、パソコンが上手かどうか、専門の知識が豊富かどうか、という視点から見てしまうと、それは人間力というには、外側・外周にあたる部分を見ることになってしまうと、私は考えているのです。

人間力は、あらゆる人に普遍的に存在し、その能力の優劣を見極めることのできる普遍的な尺度になる

英語が喋れるかどうか、パソコンが上手かどうか、専門の知識が豊富かどうかという、個々のファクターについてどのように考えるべきかをお話します。これは先ほども申し上げたように、それぞれの具体的な知識、技術を有するために必要だった努力を積み重ねる力、それから集中力、全体としての行為を支えている情熱の力など、結果としての技術や知識から見ればより抽象的に見える「力」そのもののみを人間力に含めればいいと考えるのです。

そのように考えてみれば、人間力とは人間のあらゆる能力のうちの本質的部分、すなわち人間の本質力になる、ということになるのです。

そうなると、人間力とはあらゆる人種や民族、性、年齢を越え、学歴や経歴を越え、体格や顔を越え、具体的な専門分野や具体的な技術的知識等々を越えて、あらゆる人に普遍的に存在し得る、その能力の優劣を見極めることのできる普遍的な尺度になると思うのです。

つまり、オリンピックを目指すスポーツ選手でも、あるいはビジネスで成功したいと考えているビジネスマンでも、演奏家として成功したいミュージシャンでも、家庭と仕事を両立したいと願っている女性でも、あるいはたくさんの子どもを育てていい家庭をつくりたいと願っている女性でも、その他、妊婦でも、高齢者でも、どんな方でもあらゆる人たちに普遍的に、共通して見ることのできる、要因(ファクター)という概念を越えた本質的な拠り所になる、ということになるわけです。

今日まで研究してきた学習方法の中から、人間力を高めるのに最も有効で、学びやすいものを完璧な整合性をもって選び出した

私は、いま申し上げたそのようなあらゆる人の具体的な違いを示すあらゆるファクターを越えた本質的な部分の能力を対象とした研究をずっと続けてきたわけです。

その結果、人間力も体系的な構造を持っているという事実を発見し、人間力というものをその中心から全体にいたる骨格の仕組みとして明らかにして、そして人間力全体を整合的に解き明かしていく理論と方法を得るに至ったのです。

それが、身体意識の理論、身体意識の分析法、身体意識の指導学習方法論であり、また、ゆる理論であり、ゆるの多様な方法論であるわけです。

  • 高岡英夫の講座指導風景

今までややもすると、私の研究者としてのスタンスから直接的に身体意識を学習できる講座をつくり、また一方で、ゆるの方法を学べる講座をつくり、その必要性を解く傾向があったことは皆さんもよく周知のことと思います。

しかし、身体意識という概念、ゆるという概念というものを直接的に訴えられて「これは自分に必要なものだ」、あるいは「家族や友人、知人、会社等の部下に必要なものだ」と思える人は、ある意味専門的関心に従って身体意識やゆるに関心を持って学んでいる特別な人に限られていたわけです。

どこでもあたり前の言葉として語られることなら興味や関心を持って足を運んでみようという人たちからは、理解されにくかった面があることも事実であり、ここのところが問題となって、人間なら、人類なら、誰でも普遍的に役に立つはずの人間力に関するこれらの情報が、多くの人々に関心を呼び、多くの人々に役に立つものにならなかったことについては、おおいに反省すべきことだと、私は考えています。

したがって、今日まで私が皆さんに提供してきた身体意識であり、ゆるであり、さらには呼吸法等々の学習方法の中から、人間力を改善し、高めるために最も有効で重要であり、学びやすいものを完璧な整合性をもって選び出し、人間力を学ぶ最高、最善の講座として編成し、提供する運びとなった次第です。

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